観光文化検定は、全国の特産品を持つ地域の観光や文化に関する全国観光特産士検定と観光コーディネーター資格検定を実施し、日本観光文化検定協会が合格証を付与するものです。
全国観光特産検定
JTCC日本観光コーディネーター協会





社団法人日本販路コーディネータ協会


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観光コーディネーターの育成

観光庁では、平成20 年度より「観光地域づくり人材シンポジウム」の開催や、「観光地域づくりの取組みに関する調査」の実施等を通じて、地域で人材育成に取組む方々の情報交換、学びあいの場を提供することにより、地域の取組みが自発的に発展していけるよう支援している(観光地域づくり人材シンポジウム)。

 こうしたシンポジウムや調査を実施する中で、地域が人材育成に取組むにあたり、「どのような人材を育成すべきか」、「どのような知識やスキルを教育したらよいのか」など教育内容やノウハウ等に対する情報のニーズが高いことが明らかとなっている。

 たとえば、地域では着地型旅行商品だけでなく、2次交通の整備や特産品の開発などさまざまな課題がある。こういった課題を解決するためには、専門知識を持っているコーディネーターの存在が重要となっている。

 観光コーディネーターの主な業務に、地域資源を活かした観光メニュー及び地域特産物、特産品の企画・開発・コーディネート・宣伝および観光振興、地域ブランド化等に関する活動がある。また、観光地域マーケティングや着地型観光メニュー開発、地域特産商品・サービス開発などの流通チャネルの選定、店舗におけるインストアマーチャンダイジング、その関連法規などの知識とスキルが求められる。  
 今このように地域の観光資源を新しく産業化できるようなイノベーションを興せる人材を育成することが重要である。  
 地域では、コーディネーターを外部から調達することも可能だが、持続的に地域の課題を解決する仕組みを構築するためには、そういった人材を育成できる組織や、ガイドラインを示すことが必要となっている。

 観光地域づくりに必要な人材の役割については、マーケティング、営業、広報、商品開発など専門的な役割を担い、コーディネーターがそれらの専門的な人材を取り纏めて地域を牽引する役割を担うなどの組織が必要である、などの意見もある。  
 このように、今地域では、体験メニューや着地型旅行商品、特産品などの商品を開発し、流通させることで、地域経済活性化のための仕組みを構築することのできるコーディネーターレベルの人材を必要としている。  
 また、観光振興や街づくりなどを通じて、地域が経済的な自立を果たすためには、コーディネーターは商品開発、プロモーション、物販業、施設管理などとともに街づくりなどへの参画が必要となり、多様な役割が求められている。


全国観光特産検定の「コーディネーターレベル」の人材育成
 協会ではコーディネーターレベルの人材育成として「観光コーディネーター認定制度」を設けている。 観光コーディネーターの役割としての人材育成に取組むにあたり、「どのような人材を育成すべきか」、「どのような知識やスキルを教育したらよいのか」などその研修内容や、ノウハウ等が必要である。そのため、協会では観光コーディネーターの役割を以下のように考えている。

観光コーディネーターの役割
<モノづくり、コトづくり、場おこし、人づくり>ができる人材の育成

【1】地域活性化:観光と結びつけた地域ブランドの強化と地域振興、地域活性化と街づくり 
【2】観光産業の仕掛け人:生産者、流通から消費者まで正しい観光資源体系の理解とマーケティング関連の理解 
【3】研修カリキュラム:観光コーディネーター育成に向けてのガイドライン及び講習会の実施 
【4】普及活動:観光コーディネーターは認定資格機関のガイドラインに沿い、独自の研修等を開催することができる。 

観光コーディネーター研修カリキュラムガイドラインの策定  
育成人材には、  
1.基本的な関連分野に必要な基礎能力  
2.マーケティング、営業、広報、商品開発などの各分野における専門的知識  
3.コミュニケーション力、マネジメントマーケティング力などの専門的能力  
が既に備わっている必要がある。    
 
 その上で、連携形態推進における能力開発と総合的にプロデュースし推進する能力開発を行うことで、中核的役割を果たす人材育成が実現できるものと考えている。 地域では市場の視点で、観光学や観光マーケティングのみばかりでなく、地域資源や街づくり、観光資源の活用などを理解し、さらに農林水産物などの資源を活用した商品開発、マネジメントが行える人材が求められている。また、体験メニューや着地型旅行商品を連携させることで、地域経済活性化のための仕組みを構築することのできるコーディネーターレベルの人材を必要としている。

 観光地域づくりに必要な人材の役割については、マーケティング、営業、広報、商品開発などの他、地域ブランドの育成として、農林水産物などの商品開発、物販施設、飲食店、みやげもの店などとの連携を図ることの出来る専門的な役割を担う。  
 協会では観光コーディネーター育成のために、商品開発、マーケティング、営業、広報、販売促進などの販売コーディネーター、マーケティングコーディネーター等の人材育成の取組みに資するガイドラインを策定している。 地域では農林水産物資源の活用と観光との融合、また観光資源に関連する地域ブランド、特産品ブランドの開発、着地型旅行の商品開発、2次交通の整備などさまざまな課題がある。  
 このような課題を解決するためには、専門知識を持っている観光にかかわるコーディネーターの存在が重要となっている。  

全国レベルの観光コーディネーターの養成へ  
 地域の(観光・文化を含む)資源を新しく産業化できるようなイノベーションを興せる人材として、全国レベルの知識を持つ観光コーディネーターを育成することがますます重要となっている。   
 各地域でもこうしたコーディネーターへのニーズが高いが、その役割・機能は多岐に渡ってい ることから、研修等の実施に際しては、それぞれの人材に期待される具体的な役割・機能や必要な専門知識等について、協会ではこういった人材を育成するカリキュラムを開発している。

 観光産業における地域活性化のための地域づくりのリーダーには、関係者との合意形成能力や コミュニケーションスキルなどが必要とされるが、その育成方法については協会のマネジメントマーケティングの考え方やMM戦略会議,及びMM戦略シートなどのツールがそのノウハウの活用になる。  
 今、ご当地検定、郷土検定等を受験している方々は、「コーディネーターレベル」の人材としてその候補者となろうが、全国レベルでの観光コーディネーターの人材育成として、わが国の観光振興を図るためには、全国レベルで地域の街づくり、生活文化、農林水産物など地域資源の全般的な知識を身につけ、その比較活用をできることが重要となっている。

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 観光文化検定を運営する(一社)日本販路コーディネータ協会は、日本で唯一、プロフェッショナルのマーケティングコンサルタント「販路コーディネータ」を養成し、資格認定を行っている団体です。いままで、協会が取り組んできました国、地方公共団体様などの公的マーケティング支援事業などを展開してきた団体です。今後も、地方公共団体様、商工会議所様、商工会様、公的支援機関様などを通じまして、資源活用と観光等の企業情報、 地域情報などを入手しながら、成長が期待できる分野に積極的に取り組む観光関連の企業様や、 製品開発、地域ブランド拡充などに意欲的に取り組んでいる農産物、加工物等の生産者様等に重点的に配慮し、全国各地の47都道府県の観光産業及び食と伝統工芸品、地場産業を軸に、本事業 をさらに一歩押し進めることにしたいと考えております。


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